
なんだかとっても異様に長いゴールデンウィーク。
こんなにも長いとなると、ものすごいさびしがりやちゃんのマリアちゃんのことですから、きっと、日本を想ってひどいホームシックにかかっているに違いありません。
このままだとマリアちゃんが泣いてしまう!!これはもう、史上最大の大ピンチ!!!!!
・・・なのでとっても思いやりのある牧村先生、マリアちゃんがさびしい思いをしないように、ちゃちゃっとマリアちゃんがとっても大好きで、且つ日本を思い起こさせてくれるステキアイテムこしらえて、そして飛ばしてくださるのです・・・!!
・・・
一方、そんな はた迷惑なおせっかいにいっつも痛い目あわれてこられたわたくしたちのマリアさん、こんなこともあろうかと、旅行のあいだ、自らの力の気配をそっと消し、周りの流れに身を任せ、静かに過ごしておいででした。
けれどもそおんなこととは露知らず、普段はあますことばく輝き続ける美しいマリアさんの
『マリアちゃんオーラ』を頼りにつくられてしまったこのステキロボ、ギリシャにたどり着くまではよかったものの、そっから先のマリアさんを探し当てることが出来なくなったり!!
しかし、幸いなのかどうなのか、なんだかマリアさんのそれと似たような壮大なオーラを発するものは感知して、そこを目的地だと間違いかまして飛んでいったり。
そうして目的地到着。そこにはマリアちゃんはいませんでしたが、でも代わりの人にとってもかわいがられたそうですステキロボ。結局マリアちゃんを救うことはできませんでしたが、それでもなんとか他の誰かの悲しみを和らげてあげただけ、ちょっと報われましたね。牧村先生のご厚意が無に帰さないで、ほんとによかったですね。

あのクソアマの側近を手中に収めるどころか、むしろ
返り討ちに遭ってしまった桂お嬢。
それでも持ち前のド根性でハヤテくんと会話をつづけるも、自分の策略どおりにゃうまく進まず、挙句の果てにハヤテくんから「実はボク、天王洲さんが好きなんです。」とかなんとか・・・。こんなの、まさに想定外!!
クッ、ハヤテくんめ、まさかあの金髪アマのおっぱいに
騙されちゃってたなんて・・・。
おっぱいが大きいひとはみんなバカだっていう法則が
普遍的に存在するのを、なぜあなたは分かろうとしないの!?
それでも「好き」と言うのなら、いいわ、行きなさい。
そして、痛い目を見てくるといいわ。
そのあとで、ようやく気づくのよ。
「やはりおっぱいは大きさではない、機動性なのだ」と。
そう、私のそれのように・・・。
・・・とにかく、ハヤテくんが金髪アマと接触を図りに行ったとすれば、彼女もまた、自分の敵。
いずれ倒さなければならないおっぱいだと思ってはいたけれど、こうも早くそのときが来ようとは・・・。
さあ、これからどうしたものか・・・。
と、こんなん具合に悩みまくりながら帰って行かれたわけですが、そこへあらわる西沢さん。
当然、戦果を期待しながら待ってたわけで、そんな彼女にこの失態は報告できるわけがありません。
言い訳を後で考えるとして、その場はてきとーに暗い顔して「今はまだ心の整理ができてないの。」とか言って難を逃れ、一息つくため大浴場へ。
「オフゥ。」とかため息つきつつぼんやりと、月を眺めて自分の世界に浸っていましたまさにそのとき、突然水面下より浮上してくる無おっぱい星人・花菱ミキミキ!!
ピンチ!大ピンチ!!
ほんっと精神的に憔悴しきった状態でして、抵抗できずなされるがままにされていました桂お嬢。
『もう限界!』そんなん感じでふと空を見上げてみるに、なんだか見慣れたショッキングなまでにピンク色な弾頭が。
そう、あれは対クソアマ用に極秘裏に生徒会特殊工作部で開発を進めてきた超絶兵器、その名も「ラブリーグレネード」!!
それがなんで私のほうに向かってくるの?ねえなんでなんでなんでなでん?とか考えてる間に見事に命中。ラブリーピンクグレネード。
・・・
自ら開発を指揮した兵器の恐ろしさを身をもって知ると同時に無おっぱい星人も撃退できた桂お嬢。
なんでこっちに向けられてきたかは深く考えないとして、とにかく目先の問題・金髪アマとどう渡り合うか、そしてどうやってハヤテくんを自分の手駒に収めるかを早急にどうにかしないといけませんので、気持ちを切り替え、再びシャキッとした感じで彼女は残りの旅行を迎えることになさるのでございます。ほんと、桂お嬢は、お強いお方でございますね。

陸に上がる前に撃沈されながらも、そこんところは持ち前のド根性でどうにか漂着していた桂お嬢。
いつのまにやら桂2号とも入れ替わり、うまい具合にあのクソアマの側近下僕・ハヤテくんに恩を着せさせ、そうしてディナーなんかに誘わせたりとかすることに、見事に成功するのでございました。
そして、いざ、対峙のとき。邪魔者のあのクソアマもこの食事の場にはいませんし、まさに、彼と自分のふたりきり。うってつけの大チャンス!!
フフフハヤテくん、あなたもとうとう年貢の納め時ね・・・。
これからあなたは、わたしがおととい姉から学んだ、
インド四千年の秘術から編み出されたオトシ文句をガツンとキメられ、
そうしてわたしに夢中になってしまうのよ!
生徒会長直属の下僕になれるんだから、光栄にお思いなさい!!
はああ、これで、やっとあのクソアマに一矢報いる地盤を
固めることができるのね。おほほほほほほっほ。
さあ、とにかく、言うわよ、言うわよ・・・!!
・・・と、まさにそのとき、博物館でナギお嬢とか西沢さんのお守りをしていたわたくしたちのマリアさん、危険な何かにすぐに気が付き、すぐさま正装(メイド服)をば見にまとわれて、駆けつけ、オシオキなさるのです。マリアさんビーム。
・・・
ほんと、危機一髪のところでハヤテくんの貞操を守ってくださったわたくしたちのマリアさんでしたが、今度はなんだかさっきまで居た博聞からなにやら危険なシグナルが!!
急いで戻るに、な、なんと西沢さんったら、石像さんと同じポーズで写真を撮ろうとしておられるではありませんか!?
まったく、アウトローにも程があります。マリアさんビーム。
ビームを喰らった西沢さん、素直に反省したようなので、再び、夜の博物館探索は続くのでございます。(つづく)

かれこれ十数年前のおはなし。
言葉を覚え、そして幾ばくかの学問をも制し始めておりましたかわいい幼児のマリアちゃん。
かの女はふとひなたボッコとかたしなんでいた丁度そのとき、何やらどこかで悪(ワル)の笑いがこだまするのを第六感で感じてしまうのです・・・!!
このまま放っておいては、いずれこの世は後ろからバッサリの世界になってしまいまちゅわ!
まだ悪(ワル)の気が弱い今のうちに、仕留めておかなければ・・・!!
そうして放つ、マリアちゃんビーム。
・・・
うーん消えたか消えていないのか、なんだか微妙な感じだったけれども、でももうおべんきょうの時間が来てしまいましたので、わたくしたちのかわいいマリアちゃんは、いつものようにおうちの中へと美しく戻ってゆかれるのでありました。ええ、ほんとにかわいらしいですね。

ほんのり温かくなってきた三月某日。ハヤテくんったらその温かさからあたまがすっかりアレになり、パンツ好きが高じて女装趣味までスキルを高めることに成功するのでございました。
パンツが好きいのはもうバレているので仕方ないとして、今身につけてしまったこの女装好きという新たなスキル、さすがのハヤテくんでも公にさらすというのは、やはしこっぱずかしいというもの。
でもでも、この春の温かさといったらもうホントにアレなもので、ほんの些細な誘惑さえも強大なものに変えてしまったりとかしまわなかったりとかしてまいます。
そしてまさにその時、ハヤテくんは、そういうアレに心狂わし、誘惑に、駆られてもうておりました・・・。
「今あるマリアさんパンツコレクションと、メイド服を併せてみたら、
どれだけステキになってしまうだろうか・・・。」パーフェクトなるわたくしたちの美しいマリアさんをも上回るパンツスキルで、今まで地道にかすめ取ってきたマリアさんのパンツの数々を眺めていくうちに、彼はふと思ってしまっていたのです・・・。
そうして、愚かハヤテくん、思わずマリアさんのパンツを履き、それからメイド服をば装着。そのまま悦に入りながら掃除とかなど始めます。ナギお嬢やわたくしたちのマリアさんに見られてるのを理解もせずに・・・。
で、なんだかイケナイものを見てしまわれたナギお嬢とわたくしたちのマリアさん、ンモウ超ビックリ。
似合っているとはいうものの、いやしかし、それでもいったいどういう事情でいきなりメイド服をば着ちゃっているのか、どうにもこうにも理解とかなどできません。
なので、問い詰めに向かわれましたわたくしたちの美しいマリアさん。
・・・
一方で、女装しながら掃除しているうっかりさんな自分の姿を見られたことにあとから気付いたハヤテくん。
すぐさま、ハヤテくん独自のホットラインで咲夜お嬢や伊澄お嬢に連絡付けます。
そして、帳尻あわせてくださるように、お願いするのです。そう、「コレは呪いなんだ」と・・・。
・・・
ほどなくして、マリアさんとハヤテくん、対峙。
マリアさん、至って冷静に、穏やかに、事情を説明してくださるように問い詰められます。
これに対してハヤテくん、言われて初めて気が付いたみたいなわざとらしい表情を装いながら彼女たちの到着までの時間稼ぎを始めたりとか。
そうして、咲夜お嬢と伊澄お嬢、到着。彼女たちは、休む間もなく引導をつきつけるのでございます。「これは、呪いなんです。」と・・・。「ハヤテ様が、好きでメイド服を着ているわけではないのです。」と・・・・。
・・・しかし聡明なるわたくしたちのマリアさん、そんな非科学的なハッタリには一切ダマされたりはしないのです。マリアさんビーム。
・・・
ビームを受けて、正直に女装が趣味になってることを白状しますハヤテくん。でも、マリアさんのパンツを履いてることはまだ伏せてたりとか。さすがにコレがバレてしまった日にゃ、なんかもうここに居らんないかもしれへんし・・・。
・・・しかし聡明なるわたくしたちのマリアさん、彼のそおんな思考を見事に見抜かれ、そしてスカートの中はどうなってるのかと問い詰められるのでございます。
ハヤテくん、万事休す。
もうこうなったらヤケクソです。最後の手段、「実はあした、桂さんと戦って勝たなければならないので、もうマリアさんとは話してられません。これにて御免。」とかなんとかいいながら、パンツスキル(ガンダム00でいうところのトランザムとか、あとはドラゴンボールの界王拳10倍とかと同じようなイメージ。)を即座に行使、全力をもってその場からトンズラこいてゆきました。
さあ、言ってしまった以上、果たし合いとかしなきゃならないハヤテくん。
こうして、果たし合いの場・時計塔へと、向かっていくのでありました、マリアさんのパンツを履いたまま・・・。
重大なるパンツの秘密を守るため、がんばれ!ハヤテくん!
たたかえ!みんなのヒーロー(ヒロイン)・ハヤテくん!!
おもろかったらおしてください。